それでは、3つの血糖値を下げる方法の概要を見てみましょう。
食事療法(カロリー制限食、糖質制限食、カーボカウント)
血糖値を下げる 3つの食事療法 |
概要 |
カロリー制限食 | 指示されたカロリー内で食事する |
糖質制限食 | 血糖値を上昇させる糖質を摂らない |
カーボカウント | 血糖値の上昇度に見合う注射や運動 |
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現在3つの食事療法があり、血糖値やヘモグロビンA1cの程度、肥満か痩せ型か、投薬するかどうか、その他の持病があるかなど、色々な要素を考慮して、血糖値を下げる食事療法を決めていきます。
具体的に言うと、痩せ型の方に、カロリー制限食は更に痩せてしまうので適切な治療とは言い難く、それより、血糖値を上昇させる唯一の栄養素「糖質」を制限する[ 糖質制限食の方が適切な場合も多いからです。
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一方、肥満の糖尿病の方は、インスリン抵抗性を軽減するためダイエットが必要となります。
そのため、カロリー制限食が適切となる事も多く、何より栄養バランスが良く、健康管理に最適な方法とされています。
またカーボカウントは、もともとインスリン注射を必要とするⅠ型糖尿病を対象に行われている食事療法ですが、食前に総糖質量を計算し、その糖質による血糖値の上昇を推測して、インスリン注射の単位(量)を決めて注射して、血糖値を下げるといった方法です。
しかし最近、Ⅱ型糖尿病の間でも、カーボカウントを実践してる方が増えていて、注射の代わりに血糖値を下げる「運動」(ウォーキングなど)に置き換えて
カーボカウントを行っている方が出てきています。
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運動療法
運動不足は生活習慣病(糖尿病、高血圧、コレステロール)を招きます。
40代ごろから、これらの数値が正常値を超え始め、慌てて運動療法を取り入れる方も多くなりました。
最もポピュラーなのが「ウォーキング」です。
誰でも手軽に、スピードや時間の強弱が付けられる有酸素運動として人気があります。週に3~4回、1回30分のウォーキングを目標にしましょう。
血糖値を下げる運動
薬物療法
上記の1、2を実施しても血糖値が下げる事が出来ない場合のみ薬物療法を行います。糖尿病薬 一覧。
でも私の経験上、とを行なえば、
糖尿病薬は必要ないと思っていますので、血糖値が高くなる原因を見つけ、1と2を徹底して血糖値を下げるようにしていきましょう。