60代は男性は定年退職、女性は子育てが終了してる頃ですが、今度は自分の体に問題が出始め通院が増えてきます。

血糖値や血圧が正常値で無いと指摘された・・・というのも60代に多いのが特徴です。

60代の血糖値(空腹時血糖値、ヘモグロビンA1c)の正常値の割合平均値をご紹介いたします。

を参考にして、自分の現状を把握します。

そして今後どの食事療法(カロリー制限、糖質制限、カーボカウント)を優先するべきか検討に入りましょう。

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、空腹時血糖値(3時間以上経過)
正常値(110mg/dL未満)の割合
30代 40代 50代 60代 70代
男性 89% 86% 81% 68% 61%
女性 91% 86% 80% 66% 52%

60代で空腹時血糖値が正常値の割合は、男性68%女性66%です。

正常値の方が、かなり減少した印象を持ちますが、60代男女の33%は正常値を超えてるという事になります。

、空腹時血糖値(3時間以上経過)の平均値
30代 40代 50代 60代 70代
男性 96 100 106 112 112
女性 95 100 104 112 118
次に60代の空腹時血糖値の平均値を見てみると、

60代男女ともに112mg/dLという「境界型糖尿病」に入っています。

境界型糖尿病になった事により、「食事に気を付ける」→「食事療法を行う」への切り換えが必要です。

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、ヘモグロビンA1cの平均値(NGSP値)
30代 40代 50代 60代 70代
男性 5.1% 5.4% 5.7% 5.8% 5.7%
女性 5.2% 5.4% 5.6% 5.7% 5.8%
60代のヘモグロビンA1cの平均値は、男性5.8%女性5.7%で正常値の範囲内です。

ただし空腹時血糖値が境界型になりましたので、食事療法と運動療法を実施する必要があります。

正常値を大きく超えてしまった、60代の方は・・・

  • 体力が落ちて、代謝が悪くなった
  • 時間が出来て、間食が増えた
  • 炭水化物の比率が高い食事になる傾向がある
  • 糖尿病の家系である
  • ご両親の事、自分の老後や健康など、ストレスが多い
  • 運動習慣がなく、太り気味である
  • 人との交流が減った、毎日つまらない
60代の皆さん!血糖値が正常値を超えた理由があるのでは。

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60代

・気の合う仲間を作り、交流の輪を深める
血糖値が正常値を超えたら、医療機関を訪れる
・3つの食事療法(カロリー制限糖質制限カーボカウント) を理解する
・自分の血糖値に応じた食事療法を選択する
・3食決まった時間に食事する、間食はしない
・ストレス発散のため、自分の趣味に没頭する
・健康管理のために運動を始める

70代になってからでは、運動を始めるのは難しいですし、余生を楽しみたくなりますので、食事制限を強いるのも酷です。

60代は生活習慣の改善のラストチャンスとなるでしょう。


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