日本糖尿病学会は、空腹時血糖値の正常値は100mg/dL未満正常高値を110mg/dL未満と定めています。

空腹時血糖値は通常の場合、起床時から何も食べない状態で測定した血糖値を指しますが、に3時間以上経過した血糖値を指す場合もあります。

また空腹時血糖値が、110~125mg/dLを境界型糖尿病126mg/dLを超えると糖尿病型と診断しています。

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、空腹時血糖値 正常値 一覧表
正常値 正常高値 境界型糖尿病 糖尿病
空腹時血糖値 100未満 100~
109
110~
125
126以上

、空腹時血糖値 年代別 平均値 一覧表
30代 40代 50代 60代 70代
男性 96 100 106 112 112
女性 95 100 104 112 118

空腹時血糖値が正常値なのは男女とも30代までで、

正常高値になるのが男女とも40代~50代というデータです。

そして60代70代は境界型糖尿病となります。

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もし糖尿病型となる空腹時血糖値126mg/dLを超えた場合、

その他の血糖値の正常値(食後血糖値、ヘモグロビンA1c)も

確認する必要があります。

恐らく正常値ではないと可能性が高いです。

3つの血糖値は比例するように高くなる傾向があり、

よくある例としては、食後血糖値が上がり始め、

日々の血糖値の平均値(ヘモグロビンA1c)や

空腹時血糖値が正常値を超えてくる方々が多い事です。

つまり空腹時血糖値が正常値でない方は、

他の血糖値(食後A1c)は既に正常値を

超えてる可能性が高い
という事です。

空腹時血糖値が正常値の110mg/dLを超えた方は、

ブドウ糖負荷試験(糖尿病検査)を実施する事をお勧め致します。

空腹時血糖値が軽く正常値を超えた程度の段階なら、

糖尿病にならずに済むケースも多いです。

誰も糖尿病になって、食事制限したくはないと思いますので、

ブドウ糖糖負荷試験の受診や空腹時血糖値の対策は、

早めにしていく方が良いと思います。

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